大人気作品『SPY×FAMILY』が、完全新作オリジナルストーリーでまさかの映画化!家族旅行中にアーニャが飲み込んでしまったチョコレートの中には、世界平和を揺るがす重大な秘密が隠されていた!?
笑いあり、感動あり、アクション盛りだくさんの大作!!
主要な登場人物たちが勢揃いしているので、映画を観る前に少なくとも「フィオナ」が本格的に物語に関わる原作34話、又はアニメ23話まで視ておきましょう!
⚠︎本記事には作品のネタバレが含まれます。また、感想は個人の主観に基づくものとなっておりますので何卒ご了承ください。
評価
| 項目 | 5段階評価 |
| シナリオ(脚本・ストーリーの構成) | |
| 演出(俳優の演技・作品の見せ方) | |
| 映像(映像の見せ方・映像技術) | |
| 音楽(BGM・主題歌) | |
| エンターテイメント(作品の面白さ) |
| 総合評価(オススメ度) |
- → 全人類にオススメ!
- → 誰にでもオススメ!
- → 好きならオススメ!
- → 信者ならオススメ!
- → オ、…オス…ス…メ
感想(良かった点・気になる点)
⭕️ 良かった点
①アクションシーンの演出がかっこいい!:敵の飛行船に突入するシーンでロイドが操縦する航空機が激しい弾幕をくぐり抜け、ヌルヌルブンブン飛び回ります。それまで単調だった展開にメリハリを付けた良いシーンでした。ロイドVSスナイデル(敵ボス)のシーンは、アニメ第一シーズンのOP(『ミックスナッツ』)を彷彿させる素晴らしい演出!緊迫感ある場面だったので心踊りました。ヨルさんVSタイプF(敵サイボーグ)のシーンは、ヨルさんが正面からの攻撃一辺倒ではなく、しっかり頭を使って戦うキャラであることが描かれていました。劇中、ロイドからもらった口紅とそのときに教えてもらった知識でトドメを刺すのはさすがでしたね。戦闘中、ヨルさんが縦横無尽に駆け回るので最後まで見てて飽きませんでした。
②子供連れで気軽に観に行ける:本作は全体的に明るい雰囲気で内容も難しくないので小さい子供でも楽しめるような作りになっています。また、恐らく本作で一番話題に挙がるのが「う○この神様(CV:千葉 繁)」ネタだと思われますが、ここのシーンが劇場版作画クオリティーで大人の私でも笑いました。とある事情で便意を我慢しているアーニャが更に危機的状況に陥り、妄想の世界に入ってしまうのですが、その色彩豊かで艶やかに表現される世界に思わず魅了されてしまいました。このネタ自体が低学年向けですね。案の定、私の近くにいた小さい子供たちはこのシーンを見て盛大に笑っていました。少し前からやっている『ゲゲゲの謎』の内容があまりにもハードでヤバすぎた影響もあるかも……。
③主題歌が良い:本作の主題歌はOfficial髭男dismの「SOULSOUP」と星野源の「光の跡」です。御二方はいずれも第一シーズンの主題歌を担当されておりましたが、やはりSPY×FAMILYに絶妙にマッチしていますね。映画のエンドロールで流れますが、物語の締めに最適でした。曲単体でも素晴らしく、Youtubeにもありますので是非多くの方に視聴していただきたいです。
④声優陣の演技が素晴らしい:プロの方々が演じているのでわざわざ書くまでもないぐらいですが、皆さんとても素晴らしかったです。特にう○この神様というちょい役としてて出演された千葉繁さんのインパクトは、劇中屈指でしたね。
🔷 気になる点
①ストーリーが後半に入るまで単調で退屈:良くも悪くもSPY×FAMILY的な展開であり、後半アーニャが連れ去られて飛行船に舞台が移るまで物語にメリハリが無く、いつものアンジャッシュ的なギャグも薄味に感じました。特に良くなかったのは、ヨルさんがロイドの浮気を疑う一連の流れです。これは、原作35話・アニメ24話とほぼ同じ流れとオチで正直かなりつまらないと感じました。また、本作はストーリーの本筋には影響の無い話なので気軽に観れる反面、無理して観る必要も無いとも言えます。
②フランキーとユーリの活躍が無い:2人ともギャグ要員であり、二人の職業や技能を活かした展開はありませんでした。また、フランキーは映画のオチとして使われるだけで非常にもったいないと感じました。フィオナだけはロイドへの愛の強さで単身現地に赴き、ロイドをフォローするという活躍があっただけに主要キャラで能力も高いフランキーとユーリにも映画という大きな舞台で活躍の機会があってほしかった……。
③ロイド・ヨル・アーニャ以外のキャラは地味:特にロイドとヨルさんについては、映像の見せ方のおかげでアクションシーンがかなり映えますが、それ以外のキャラは、映画オリジナルキャラたちも含めて微妙。ただ、アーニャは顔芸が相変わらず多彩で面白かったです。
あらすじ(ネタバレあり)
起:いざ、家族旅行へ!
ある時、進行中のオペレーション〈梟〉の担当を変更する、という指令が下ったが、担当するのは無能な男だった……。焦るロイドはイーデン校で実施される調理実習が優勝者に〈星〉が授与されることを知る。少しでもオペレーション〈梟〉の進展を示し〈WISE〉へ任務継続を交渉する為、ひいては世界平和の為に、審査員長を務める校長の好物である“フリジス地方”の伝統菓子≪メレメレ≫を作ることをアーニャに提案する。これにアーニャが承諾し、フォージャー家は本場の味を確かめるため、家族旅行でフリジスへ向かうこととなった。
ロイドがそのことを〈WISE〉へ報告し、帰宅しようとしていたところ、変装していたフィオナと鉢合わせになる。夜帳は、相も変わらず妻役を自分に変更することをロイドに打診するが、ロイドはこれを相手にせず解散しようとしたところ、強い突風が吹き、夜帳が被っていた帽子を浮かせてしまったため、それを取ろうとつま先立ちしたところを偶然屋上で市役所の同僚たちと一緒に過ごしていたヨルに遠目から目撃されてしまう。ヨルはロイドと謎の女が人目のつかない路地裏でキスをしていたと勘違いしてしまい、ロイドたちとの仮初めの関係に一抹の不安を覚える。
家族旅行の途中、列車内でアーニャはボンドが見た未来視を感じ取り、貨物室でボンドと共に怪しげなトランクケースを発見する。人の物を勝手に漁ることはいけないことだと思いつつ、これも世界平和のためだと言い聞かせ、ケースの中を開くと、高級感ある箱の中にチョコレートが一つ入っているのを見つける。不思議そうにそれを眺めていると、トランクケースの持ち主である二人組の男たち(『ドミトリ』と『ルカ』)が戻って来てしまい、驚いた拍子にアーニャは誤ってそのチョコレートを飲み込んでしまった。急いでその場から逃げ出そうとしたアーニャとボンドだったが、物音を立ててしまい見つかってしまう。その後貨物室から移動したは良いものの、男たちが一般人がここへ来れないように客室へと通じる扉に鍵をかけていたことに気づく。絶体絶命のピンチに泣き叫ぶアーニャだったが、その声を聞きつけたヨルが鍵がかかっていた扉を容易くこじ開け、男たちを瞬○するのであった(※気絶で済んでます)。
承:フリジスにて
無事フリジスへ到着したフォージャー家は、お目当ての≪メレメレ≫が食べられるお店へと向かった。お店で≪メレメレ≫を注文し、目の前に出されて感激するアーニャだったが、その時に軍のお偉い様である『スナイデル』が来店。彼はデザートに対して並々ならぬ情熱を抱いている人物であり、彼も≪メレメレ≫を食べたがっていた。しかし、スナイデルが≪メレメレ≫を注文したところ、店主が今アーニャの目の前にあるものが店にある最後の≪メレメレ≫であることを明かす。ならばそれを頂こうとアーニャの≪メレメレ≫に手を出そうしたとスナイデルだったがロイドに止められる。スナイデルは≪メレメレ≫を取られたくなければ、勝負に勝てと言い放ち、ロイドは仕方なくその勝負を受けることになった。
スナイデルが提示した勝負は「今から出される3つのケーキに含まれる砂糖について、その種類をできるだけ細かく正確に紙に記載する」ことだった。もし、両者とも正解していた場合は、ロイド側が勝ちで良いと言い放つスナイデルに対して、任務で一流レストランにも潜入したことがあったロイドは、この勝負は勝てると確信していた。いざ勝負となり、3つのケーキに含まれる砂糖の種類を紙に記載したロイド。正答の結果をロイドから明かした結果、全て正解。やはりこの勝負はロイドの勝ちと皆が思った矢先、スナイデルの紙には、砂糖の種類だけでなく、その分量も細かく記載されていた。分量についても正確に回答したスナイデルが勝利となり、ロイドは敗北を期すこととなった。
≪メレメレ≫をスナイデルに奪われ、一口も食べることが出来なかったアーニャ。ロイドが店主に次の≪メレメレ≫の材料が入荷されるのはいつか尋ねたが、調理実習がある日よりも後だったため、完全に諦めモードになる。しかし、ヨルが自分たちで材料を集めれば作ってもらえるかと店主に尋ねたところ、店主は大丈夫だと伝える。「諦めるのは、まだ早いです」と言うヨルに感化されたロイドとアーニャは、協力して材料を手に入れることを決意する。
≪メレメレ≫の材料を店主に教えてもらったフォージャー家は、街の市場で揃えることにしたが、材料の大半をロイド一人で集め切る。途中、射的の屋台の店主による、景品が落ちないように固定する不正行為があったがロイドが難なく打破したため事なきを得た。そんな中、ヨルは家族旅行前に目撃したロイドの浮気現場(勘違い)の件について、不安を募らせていた。ヨルの様子がおかしいことに気づいていたロイドはヨルに口紅をプレゼントしたが、この“プレゼントを贈る”という行為が浮気をしている男が取る行動の一つに含まれていることを職場の同僚(『カミラ』)から教えてもらっていた。やはりロイドは浮気をしていると勘違いを加速させたヨルは、直接問いただそうと思ったが素面では無理だと判断し、お酒の力を借りようと考えた。
屋台で売られているお酒を大量に飲み干してすっかり酔っ払ったヨルは、側で心配そうに見つめるロイドに浮気について問い詰めるが、それは誤解だと伝えたことでヨルも勘違いだったと認める。しかし、それでも自分が妻役として適任ではないかもしれないという不安自体は解消されなかった。アーニャが合流し、ロイドとヨルの心を読んだところ、家族離散の危機(=世界平和の危機)と判断し、二人を仲良しにする計画を立てる。観覧車があることに気付いたアーニャは観覧車に乗りたいと二人に伝え、観覧車で順番待ちをする。フォージャー家の順番になったところで、アーニャはロイドとヨルに二人だけで乗るよう誘導し、自分は二人を外から見守ることにした。
観覧車で二人っきりになったロイドとヨル。ヨルは自分は妻役として適任ではないかもしれないと自分の気持ちを伝える。それを聞いたロイドは、ヨルに妻役としての自信を持ち直してもらうために、契約結婚を結んだ時のことを持ち出し、あの時誓い合ったことを違えるつもりはないことを伝え、ハニートラップっぽいことを仕掛けたところ、興奮しすぎたヨルから平手打ちをくらい、盛大に観覧車からご退場。しかし、ロイドは空中で体勢を立て直し、見事な着地を決める。ぶたれた頬はかなり腫れ上がっていたが、スマートなロイドは何事も無かったかのように振る舞うのであった。
二人の仲直りが済み、材料探しを再開することとなったが、残り一つの材料がどうしても見つからなかった。正攻法では手に入らないと判断したロイドは、ヨル・アーニャ・ボンドに宿で休んでいるよう伝え、単独でありとあらゆる場所に潜入し、材料探しに奔走したが結局見つからなかったため、とある人物に協力を促すことにした。急遽舞台はバーリントに切り替わり、タバコ屋で諜報活動(女性と談話)をしていた『フランキー』の下に一本の電話がかかってくる。その電話の主はフリジスで材料探しをしているロイドだった。ロイドは最後の材料の情報をフランキーに伝え、至急フリジスまで持って来るよう伝える。理由も話さずそれだけ伝えたロイドは一方的に電話を切った。フランキーは不満げな表情を浮かべた……。
宿に戻ってきたロイドは、ヨル・アーニャ・ボイドに材料は見つからなかったことを告げる。アーニャは一緒に探しに行くと伝えたが、ロイドは引き続き一人で探すから宿で休むよう伝える。自分は足手まといなのかとアーニャはぼやき、ボイドと寝室に閉じこもってしまった。その様子は見たヨルは「皆で一緒に探しましょう。家族旅行なのですから」とロイドに伝える。ロイドもヨルの言葉を聞いて皆で探しに行こうと決める。
その頃、部屋にこもっていたアーニャは、ボイドの未来視で最後の材料を見つける。そのことをロイドに伝えようと思ったが、自分が超能力者でボイドは未来が視えることを気持ち悪がられると思い、ボイドと一緒に寝室の窓から外へ移動。材料を探しに行く旨の置き手紙を残す。その後、話が済んだロイドとヨルは寝室に入るが既にアーニャとボンドは居なくなっていた。アーニャが残した置き手紙を発見したロイドは象形文字のようなメッセージを見て「何て書いてあるか分からん」とぼやくのだった。
アーニャとボイドは最後の材料があるところに向かい、材料を難なくゲット。しかし、その帰りに以前列車で会った二人組の男たち『ドミトリ』と『ルカ』と鉢合わせになる。実は、その男たちは軍の人間であり、アーニャが食べたチョコレートの中には、東西の平和を揺るがす程の機密情報が記された≪マイクロフィルム≫が入っていた。軍は≪マイクロフィルム≫を手に入れるため、アーニャを追っていたのだ。逃げようとしたアーニャとボイドだったが、アーニャは男たちの車に乗せられ、ボイドはルカに噛みついたが、結局逃げられて気絶させられてしまう。一足遅れて気絶しているボイドを発見したロイドとヨル。気絶しているボイドを起こして何があったのかを尋ねようとしたところ、ボイドの口に男に噛みついた際に入った破けた腕章がくっついていた。腕章を見たロイドはアーニャを攫ったのは軍の人間であることを確信する。ヨルに心配をかけさせたくなかったロイドは、アーニャは軍の人間に保護されていると嘘をついて安心させたが、その時、二人の目の前に一台の車が通りかかった。
転:飛行船の激闘
舞台はバーリントにある〈WISE〉のアジトに切り替わり、<女性管理官>こと『シルヴィア』率いるWISEの面々が勢揃いしていた。議題はアーニャが飲み込んだと思われている≪マイクロフィルム≫についてであり、このフィルムの存在が東西の平和を乱すこと、それを軍が狙っていることが話された。軍がフィルムを手にする前にこちらで回収したいと思ったシルヴィアは、フリジスにWISEの諜報員を送り込もうとしたが、作戦会議に参加していた『フィオナ』がロイドへの愛を爆発させ、シルヴィアの許可も取らずに勝手に単独で任務へ赴くことになった。
その頃、軍の飛行船の中でスナイデルの前に連れて来られたアーニャ。≪マイクロフィルム≫の所在を尋ねるスナイデルだったが、アーニャは飲み込んでしまったと言う。ならば、う○こと一緒に出てくるまで待つから部屋に押し込んでおけとドミトリとルカに指示を出す。直後にアーニャは強烈な便意を感じるが悟られないように必死に堪えるのであった。
話は、気絶していたボイドを見つけたロイドとヨルのところまで遡る。ロイドとヨルの前に現れたのは、軍の人間に変装したWISEの諜報員フィオナだった。フィオナはロイドと協力してアーニャが持つ≪マイクロフィルム≫を軍よりも先に手に入れるために動いていた。フィオナは事の経緯をロイドに伝え、ロイドもこれを承諾する。ロイドは≪マイクロフィルム≫を手に入れるため、そしてアーニャを取り戻すために動き出すのであった。
WISEが用意した軍用の航空機を前にロイドは、ヨルに自分がアーニャを連れて来るから待っているように伝える。ヨルも待っていると伝えたが、内心自分もアーニャを迎えに行きたいと思っていたので、ロイドが航空機を離陸させたタイミングで航空機の中にこっそり潜り込んだ。ヨルが乗り込んだことに気づかないまま、ロイドは軍の飛行船に接近し、着陸許可を要請する。しかし、何かを察したスナイデルは、ロイドが操縦する航空機を撃ち落とすよう指示を出す。超絶操縦テクニックで激しい弾幕を掻い潜るロイド。だが、このままでは埒が明かなかったため、意を決して飛行船の上部に突撃し、無理やり船内に突入するのだった。
その頃、アーニャは何度も襲いかかる強烈な便意と戦っていた。途中、アーニャはの便意は極限状態になり、自分の妄想の中で「う○この神様(CV:千葉 繁)」とご対面したが、さすがに劇場でう○こを漏らすことはなかった。中々う○こをしないアーニャに痺れを切らしたスナイデルは、お腹を裂いて≪マイクロフィルム≫を直接取り出せとドミトリとルカに命令を出す。そんな残酷なことはしたくないと心の中では思いつつ、アーニャを取り押さえてお腹を裂こうとするが、丁度ロイドが操縦する航空機が飛行船に突っ込んだところだったため、その衝撃で飛行船の船内が激しく揺れたことで、アーニャは拘束部屋から脱出、追いかけっこが始まった。追いかけっこの最中、偶然トイレを見つけたアーニャはそこでやっと用を足すことに成功する。う○こを出し切り、満足した顔でトイレから出てきたアーニャだったが、すぐに見つかり、スナイデルの前に連れて行かれるのであった……。
スナイデルの前に連れて来られたアーニャは、正直にう○こをトイレに流したと伝える。スナイデルは二人に便槽を隈なく探せと命令を出し、アーニャは船内の騒ぎが収まるまで再び拘束されることとなった。
ロイドが船内に潜入後、ロイドが操縦していた航空機から無傷で脱出したヨルは、ロイドを追って船内に入ろうと試みたが、航空機の先端が飛行船に空いた穴を塞いでしまって中に入れなかったため、甲板にある別ルートから船内に忍び込もうと考えた。途中、甲板にある砲台に狙われるが、これを難なく避け、砲台から船内に潜入してロイドを追いかける。
侵入者(ロイドとヨル)によって飛行船を好き勝手に破壊されて怒り心頭のスナイデルは、侵入者たちを排除するために軍の秘密兵器ことサイボーグの『タイプF』を差し向ける。タイプFは調整不足のため、部下たちからは一度静止されるものの、それでも言って聞かないスナイデル。火災が広がり続ける船内は混乱を極めた。
ロイドを追って船内を探索していたヨルは、広い空間に辿り着く。目の前に人影が現れ、ロイドとアーニャの場所を聞こうとしたが、その人物は先程スナイデルによって侵入者の排除を命じられたタイプFだった。攻撃を仕掛けてくるタイプFに、探索中に兵士から奪ったナイフで応戦するが、2本あった内の一本がいとも簡単に折れてしまう。不思議がるヨルにタイプFは自身が全身サイボーグであることを明かす。攻撃が通用しない相手に苦戦するヨルだったが、まずは体内にある弾薬が切れることを狙って周囲を駆け回る。しかし、そんな作戦は見透かされており、ヨルは次第に追い詰められていくのであった。
船内の騒ぎに便乗して軍の人間に変装したロイドは、アーニャの居場所を知っているであろうスナイデルがいる「指揮所」を目指す。指揮所に訪れたロイドは、船内の状況を伝えるふりをしてアーニャの居場所を探ることに。その頃、指揮所の床下にある配電盤室に拘束されていたアーニャは、指揮所を訪れたロイドの心を読んでロイドが助けに来てくれたことを察するが、自身はロープで配管に縛られ、更にさるぐつわもされて声も出せない状況だった。なんとかロイドに気づいてもらおうと何度も配管を蹴って振動させる。配管が不自然に何度も振動していることに気づいたロイドは、床下の配電盤室にアーニャが拘束されていることに気づく。自然な感じで床下に近づくために床下に通じる点検口に自身のボタンを投げる。ボタンを拾うふりをして点検口に近づいたロイドだったが、ロイドの変装はスナイデルにはバレており、部下たちに発泡するよう命令する。指揮所内で激しい銃撃戦が開始された。
一人なのに何故か善戦しているロイドに、スナイデルは部下たちには内緒で軍が開発した毒ガスを使用する決断を下す。配電盤室にいたアーニャは、そんなスナイデルの心を読んで毒ガスのことを察したが、自身は身動きが取れず声も出せない状態。それでもなんとか自力で拘束を解こうと奮闘する。今までたくさんロイドに助けてもらったことを思い返しながら「今度はアーニャが助ける番……!」と歯を食いしばって必死にさるぐつわとロープを解こうと試みる。スナイデルが毒ガスを投げた瞬間、遂にアーニャは拘束を解いたが、勢いが強すぎてそのまま近くにあった配電盤に頭をぶつける。その衝撃で指揮所の窓が全て開放され、噴出した毒ガスが全て排出された。その隙を逃さなかったロイドはスナイデルに襲いかかる。
毒ガスが全て排出され、指揮所内を見渡した部下たちが見たものは、取っ組み合いをしている二人のスナイデルだった。もちろん片方はロイドが変装している姿だが、部下たちの目にはどっちが本物か見当もつかない。部下たちが混乱している間、ロイドは本物のスナイデルをあっさり倒す。ロイドは部下たちに「本物が偽物に負けるはずがなかろう」と言い、部下たちを納得させ、船内にいる全員に退艦命令を出した。この時気絶している本物のスナイデルも部下たちに運ばれて一緒に退艦する。
タイプFとの死闘を繰り広げているヨル。船内に火災が広がった影響で周囲が火に包まれていた。飛行船が長くは持たないことと、早く二人を迎えに行きたかったヨルは、タイプFにこのままだと命を取ってしまうので戦闘を止めるよう伝えたが、勝利を確信している彼の耳には届かなかった。仕方なくナイフを構えてタイプFに近づくヨル。攻撃を回避し、タイプFが隙を見せたところで一気にナイフを突き立てたが、やはり刃は通らなかった。それでは倒せないと言うタイプFに、ヨルは自身の身体と足元を見るよう伝える。タイプFの身体と足元には赤い線のようなものが描かれ、それがタイプFと距離を取ったヨルの方まで伸びていた。赤い線の正体は、今回の家族旅行でロイドからプレゼントされていた口紅であり、ロイドからプレゼントされた際に口紅は油で出来ていることを教えてもらったヨルは、周囲の火と口紅の油を利用してタイプFの体内にある弾薬に引火させる作戦を思いついたのだった。手元の口紅に火をつけたヨルは、それを足元の口紅の線に落とす。口紅の火が線を伝ってタイプFの体内にある弾薬に引火し、タイプFは成す術も無く爆発四散した。この戦いにかなりの時間を取られてしまったヨルは、急いで二人の捜索を再開することにした。
結:偽りの家族は終わらない
スナイデルを倒し、無事アーニャを救出したロイド。そこにヨルも駆けつけ、三人は再開を果たす。飛行船から脱出しようと思った三人だったが、制御を失った飛行船が街の真ん中に墜落しそうになっていることに気づく。ロイドは指揮所にあるハンドルを握り、舵取りを行う。飛行船を街とは別の場所に不時着させようと奮闘するがハンドルが重く、思うように制御が出来ない。飛行船が街の時計塔にぶつかりそうになった時、ヨルとアーニャがロイドに加勢したことで取舵いっぱいにハンドルが回り、時計塔への衝突は回避された。そしてそのまま池に飛行船を不時着させたのだった。ボロボロの指揮所内で語り合う三人。アーニャは≪メレメレ≫の最後の材料を手に入れたことを二人に伝える。そして、アーニャの口の中を見たロイドがアーニャに歯に≪マイクロフィルム≫が挟まっていたことに気づき、これを回収する。ヨルは、なんで軍の人間がアーニャを攫ったのか不思議に思っていたが、アーニャが彼らはチョコレートを狙う悪の組織だったと説明。ロイドもこの話に乗っかり、そういえばそういう悪党がいた気がするとヨルに伝えて納得させた。
日が変わり、ロイドはWISEアジトにて、シルヴィアにフリジスで購入したお土産のワインを贈る。そのワインのラベルには、先日の家族旅行で回収した≪マイクロフィルム≫が貼られていた。シルヴィアもこれを確認し、ロイドにオペレーション〈梟〉の担当を変更する件は無かったことになった旨伝える。なんと、変更予定の担当者の不貞行為がバレ、本作戦には不適任とされたのだ。作戦の継続を指示されたロイドは安堵し、笑みを浮かべるのだった。
イーデン校の調理実習の当日、アーニャはこの実習で〈星〉を手に入れることが出来ると確信していた。いつものように『ダミアン』や『ベッキー』たちと談話をし、いよいよ調理実習が始まろうとした矢先、突然、調理実習室に置いてあった機材が爆発する。これによって当面の間、調理実習は先延ばしになり、審査員も校長から副校長へと変更されることとなった……。
帰宅したアーニャはロイドとヨルに調理実習のことについて話す。前回の家族旅行は無駄となってしまったが、今度は副校長の好物を食べに、また家族旅行に行こうと提案するロイド。ヨル・アーニャ・ボンドはその提案に賛成し、フォージャー家は再び家族旅行に行くことになった。今度こそは何も無い平和で楽しい家族旅行になることを願ってーー。
ーーーーーーーーーーー
フリジスの街の中で凍えながら誰かを探す人影があった。その人物は、ロイドに≪メレメレ≫の最後の材料をフリジスまで持ってくるよう依頼された『フランキー』だった。ロイドの名を叫ぶ彼の声は、祭りが終わった静かな街の中で虚しく響くのであった……。
まとめ(※茶番あり)
お疲れ様です。5zです。
今回は『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』の感想・レビューを行いました。
映画を観てから1週間以上経ってからの執筆だったため、細かいところが違っている可能性はありますが、概ねこのようなお話になります。ヨルさんの弟である『ユーリ』も映画に出演するのですが、あまりにも書くことが無かったため、あらすじでは割愛いたしました。
私はSPY×FAMILYという作品が大好きで、原作もアニメも追っております。
この映画は上映前から楽しみにしていただけあって、期待値を少しだけ下回った感じではありますが、それでも十分に楽しむことが出来ました。
SPY×FAMILY好きでまだ映画を観てない方は、是非映画館に足を運んで観てくださいね!!
ちょっと待ちな……
っ……4z兄さん!!
お前がブログを始めると言っていたから見てみたが、、
この記事、ちょっとあらすじ長すぎじゃないか?
え、そうかなぁ?
PCで見る分にはあまり気にならないが、スマホで見ると結構な長さだぞ?
あらすじなんだから、もっと短く要点だけ書いてもいいはずだ
うーん、、わかったよ…
それじゃ今度の記事はもっと短く書いてみるね
ああ、そうしてくれ
……それでは皆さんごきげんよう
弟の5zを今後ともよろしくお願いいたします
宜しくお願い致します!
コメント